それ行け！ギンちゃん

お外へと通じる玄関を開けると、
だいたい嬉々としてやって来るんだけど、
本日はやって来たっはいいが、
出ようとする素振りもなく早々に踵を返したお猫様↓



そして、デローンと廊下に落ちているお猫様。

どうにもモフ毛のせいで暑いらしい。
いや、それなら態々母のクローゼットの奥で、
服にまみれて眠ることもないのではないか、と思わないでもない本日。

お盆ですがその用意は母に任せ、私は靴箱の整理をしておりました。
その間、何？玄関開けてくれるの？、と寄って来るお猫様。

開けてあげる余裕はないのですよ、と
汗を流しながら放置してたら、おひとりで靴箱と袋で遊んでた↓




住んでいる地域では、
迎え火を焚いてご先祖様をお迎えするので、
麻がら持ってたら、ギンちゃんやって来たよ↓



食べれませんよー、とギンちゃん置いて迎え火して戻って来ると、
廊下で伸びたお猫様発見。

今日は、一段と暑いですものね。

食後のデザート食べてると何処からともなく、
ギンちゃんがキッチンのドアを開けてやって来て、
何食べてるの？、と椅子に手をかけ伸びて来た。

本当にこういう時だけやってくるよねー。
と思いながらも、クリームを指にすくって差し上げてみた↓



甘いモノが大好きです。

母に、おもしろいから来て！、と言われて、
スマホ片手に行った先↓



母のクローゼットで寝てるギンちゃん発見。
それも、ハンガーをかけるバーにお顔を乗せた状態です。

手をかけてる姿はよく見るんだけど、
お顔を乗せてるのは始めてよ。

本当に、笑えるお猫様です。
そんなお猫様は、お外も好き↓



左舌の般若顔とか、
右下のベロりん顔とか、
いろんな姿を見せてくれるお猫様が好きです。

触らせてくれないし、
家の中で見かけることも少ないのですが（完全家猫なのに！）、
いてくれるだけで幸せです。


そして、母から聞いた話↓
ギンちゃん、偉かったんだよ、っと母が言うから、
何？、と聞いたお話。

早朝に母のベッドを抜け出して、
朝ご飯（最近は5時前）まではふらりとひとりで過ごしてるギンちゃんが、
ドタバタとリビングの方で暴れている音がする。
それでも、まだ起きたくないからと母は放置してたら、
ドタバタしたまま両親の寝室に突入。

何!?、と母が見れば、
隅っこをじっと見つめるギンちゃん発見。

あ、これは何かいる！と近づいて見ると、
ムカデが隅っこに追いやられたらしい。

急いでコロコロに張り付けて、事なきを得たんだって。
ギンちゃん、偉かったね！

前のお猫様もそうだけど、ギンちゃんも狩りをしないの。
じっと見つめたり、追ったり、
極たまに不思議そうに手を出したりはするけど、
絶対にお口の中に入れないのが本当に助かる！！

あ、違う。
1回だけカメムシをお口に入れたことあったわ。
そして凄い顔で吐き出して、カメムシはそのまま逃げたらしい。

それもあってか、
お口に入れる狩りをしないので、本当に有難いお猫様です。

バラバラ惨殺現場なんて見たくないし、
片付けなんて無理だし、
更に、そのお口で…、と思うといつも以上に近寄りがたすぎるもんね。

脚、パッカーン↓



ソファの裏で、脚パッカーン状態でおくつろぎのお猫様です。

寄って来ないお猫様なんだけど、
お風呂上がりにごはんを食べにキッチンに行くとギンちゃんが居た。
そして、こちらを窺う。
…てことは。

母に、ギンちゃんの食べるものあるの？、と訊くと、
ないよ？、ですって。

並んだ食事を見ても、うん、ないよね。

でもギンちゃん、
私が席に着くとテーブルに上がり、
私のお皿の横に待機。

だから、ギンちゃん、今日は食べるものないよ？？

諦めたギンちゃんは、
テーブルから降りてトイレに行ったんだけど、
その後にまた寄って来て、
私の椅子に手をかけ伸び上がる。

食べる？とイリコを差し出したけれど、
ううん、いらないの、ってそっぽ向いてキッチンから出てったよ。

ギンちゃんは好き嫌い激しいし、
気分に寄っても食べたり食べなかったり何だけど、
嫌なモノは嫌！今は食べたくないの！、と
主張は激しいお猫様です。

なんか笑えるよね、と家族で話題になります。
寄って来ないけど（母除く）、笑いは提供してくれるお猫様です。