それ行け！ギンちゃん

夜にギンちゃんが私の部屋に来るときは、
遊べよー、ってことが多かったのに、
ここ最近は猫じゃらし回しても反応が鈍く、
隅っこでじっとこちらを伺い、
数分後には出ていくという謎な行動ばかりしておりました。

そんな中、
カーテンの裏に回って出窓部分に座ることがあったので、
窓を開けると、そこからじっと動かず窓の外を見るギンちゃん。

それ以来、
私の部屋に来ると窓辺に行くので、
この寒い中、窓を開けてあげてたんだけど、
それがギンちゃんのツボにハマったのか、
昨夜5度ほど繰り返されました。

ギンちゃん、休日前だからいいけど、それ普段は止めてね。
って思ってたら、早朝も同じことをされ寝不足です。

夜はどの部屋も窓を閉め切ってるので、
お外を見たいときは私の部屋にくればいい、とでも認識したのだろうか…。

って思ってたら、
午前中も午前中で、
天気いいよ！玄関開けて！とオネダリされた↓



あまりに甘えた声で鳴くので、出して差し上げた↓



ここなら出ても安心と思ってるらしい、玄関前のツボの上です。

ギンちゃんが一番なので、
顔を見たいときとか撫ぜたいときとかは、
寝てる椅子の横に膝まづかなきゃ、
顔を見れないし、触れませんよ↓



機嫌がいいと、
撫ぜて撫ぜてーと気持ちよさそうにするんだけど、
機嫌が悪いと眉間にしわが寄り、
更には起き上がって移動しようとすらするから、
あぁごめんね、嫌だったね、と慌ててこちらが手を放し立ち上がるという、
お猫様ーお猫様ー、な状態です。

母がある程度夜ご飯の用意をしてくれた後で、
ちょっと気分悪いから横になってくるわー、と出てった。
その後お風呂に入っておみそ汁など温め、
いただきます、ってしたところでギンちゃんが起きてきた。

あなた、さっきまで一切顔出さなかったじゃない。
なのにしっかり、焼き魚を貰えると思って出て来たよね？

それも先に父が晩酌しつつも食べていたというのに、
無視して私のお魚だけ狙ってきたよね。

このお猫様はっ!!、と思いつつも、
ニャーニャーとお皿の前に陣取り煩いので少しだけお裾分け。
もうダメ、って言うと暫く粘ったけど諦めて、
トイレした後に水分補給したところで、
今度は私の椅子に手をかけ伸びあがっておねだりをしてくる。

仕方ないので、またも少しだけ差し上げると、
これ以上もらえないと悟って出て行ったよ。

いつもだったらパトロールを兼ねて、
お家の中をグルっと回ったら、
戻ってきて寝始めるのに戻ってこないよ。

待って、今日の写真一枚も撮っていないのですが！
ってことで、母が寝てる寝室に行けば↓



母のベッドで、羽根布団と毛布の間で寝てた。
ちなみに、毛布の下、ギンちゃんがもたれてるのは母の脚。
えぇ、母が大好きなので、母がいるところに行きます。

でも、母のベッドというより、
割と自分のベッドと思っているようで、
母が体勢を変えようとすると、
動かないでよ！、と不満を露わにした鳴き声を出すようです。

お猫様って、自分が一番だよね。

11時頃に従妹が子供を連れて叔父家族と来てたんだけど、
その時間帯はそろそろギンちゃんのごはんの時間だったのに、
ギンちゃん、案の定怯えてダッシュで逃げて隠れちゃった。

その後12時半過ぎくらいに帰ってったんだけど、
呼んでも呼んでもギンちゃん出てこないよ。
探しに行くと縁側にいたのだけど、
ギンちゃんのお皿があるキッチンには、
まだ従妹たちの気配が残ってて行きたくないようだったので、
昨日同様、玄関を開けて差し上げた↓



数分気分転換させて中に入ったんだけど、
やっぱりすぐにはごはんを食べに来なくて、
相変わらずの神経質ぶりを発揮させたギンちゃんです。

祖母が亡くなった時、
来訪客が数日ひっきりなしだったせいで、
下痢が続くは、円形脱毛症になるはで大変だったのを思い出します。

…来訪は、数時間が限度だな。

完全家猫なのでお外に出た時がないギンちゃんですが、
お外に興味がないワケではないので、
縁側の窓開けてー、とか、玄関開けてー、とか
おねだりしてくることもあるのです。

開けたところで縁側の場合は目の前のベンチの上だけOKで、
玄関の場合は目の前のタイルのスペースか
ツボの上だけOKという限定的にもほどがあるお外なのですが、
それ以上はギンちゃんもありがたいことに怖がる気持ちが多めのようで
今のトコはお互いの妥協点です。

そんなワケで、
未だ土の感触すら知らない箱入りお猫様は、
本日はツボの上にて、お外体験です↓



すごくいいお天気で、ギンちゃんも満足げです↓



青空の下も似合うギンちゃんですが、
お外はいろいろと問題を抱えているので、
これからも完全家猫でお願いします。