お迎えに来ないけど、
オヤツには反応してやってくるよ↓
昨日は日付変える間に帰宅できたのに、
ギンちゃんチラリとも顔を見せず、
両親と寝室で寝てたので写真撮れなかったの。
今日も寄って来ないので、オヤツで釣ろうとしたら察して自ら来たよ。
チラりとのぞく↓
ぶちゃギン↓
カニカマ大好き↓
***
さて、土日の東京旅行の覚書↓
旅の目的
1.二日続けて国立劇場・中席の歌丸師匠の落語
2.三菱一号館美術館の『河鍋暁斎展・画鬼暁斎』
3.横浜美術館の『蔡國強展・帰去来』
1泊2日なので、スケジュールが大変。
★1日目
11:00過ぎ 羽田着
↓
11:30過ぎ 三菱一号館美術館
この猫とキャッチフレーズにやられたよ。
『狂ってたのは、俺か、時代か?』って凄いの付けたな。天才。
動物が秀逸。猿の毛並みのふわふわ感とか、鹿の美しさとか。
↑の猫も好きだけど、『月に狼図』が衝撃。
生首銜えた狼の図なんだけど、生首がリアル過ぎ。
撮影コーナーもあったよ↓
戦利品↓
妖怪の手ぬぐい2種とチケットファイルとぐい飲み2種。
その後、丸の内近辺でお買いものしてたら、
ちびっこ相撲?やってて、琴奥州がいた↓
そろそろ国立劇場に向かわねば、と駅に向かいつつ、
あれ?これって江戸城スタンプ押す時間あるんじゃないの?と、
早足で向かった先↓
100名城スタンプ、江戸城Get!
急いで国立劇場へ↓
歌丸師匠!
仲入り最中になんとか間に合いました↓
落語は、初聞きなのです。
興味はあったけど、最初は生がいいなーと思ってたのもあって。
なので、初落語は小南治さんでした。
事前情報で、大入袋がなんとか、って聞いてはいたんだけど、
あまり事前情報は詳しく知りたくない派なので流してたら、
実際に見て聞いて、これか!、となった。
声が良く通る人で、楽しかった。
次の扇鶴さんは、もう本当に掴みどころない方で、
え?大丈夫なの??おじいちゃん??と思わせる間の方で、
『天丼』をやるけど特上・上・並とあって、
昨日は特上(上だったかも)をしたから、今日は並で、と
三味線使って謡われていた。
なんか、もう引き込まれてしまう方でした。
そして、トリの歌丸師匠!
初、歌丸師匠!私が聞きたかった怪談!
うわーん、御存命で、
しかも、高座に立たれる姿を見られるなんて!、とそれだけで感動。
何がいいってね、声がいいの。
情景が目に浮かぶ声に目を閉じてしまうと、
あまりの声の良さ&昨今の寝不足で睡魔に襲われそうになるくらい。
心地の良い声ってそれだけで罪。
目を閉じて聞きたくなる声だったんだけど、
それだと折角の生の意味がなく、目を開けてしっかり表情、仕草まで見いる。
正助さんを演じる時が、凄く好きでした。
下男の役なんだけど、気の弱い正直者。
おらぁ、そんなことできねぇ、とかいう雰囲気が凄くよかった。
1時間くらいずっと聞けるなんて、贅沢な時間でございました。
公演が終わって、近くのホテルに行き、その後渋谷へ↓
麦わらショップは、楽しい。
そのほか、いろいろお買いものして、夜ごはんは牛タン。
宮城に行って以来、牛タン好きが増した。
焼き肉屋の薄いのしか知らなかったけど、宮城のは違うの。
今回は、『利休』でガッツリ食して満足です。
★2日目
10時前に横浜美術館着で、『蔡國強展・帰去来』行ってきた↓
この方は、たまたま見てたテレビで、
火薬を使った作品を作るアーティストの方、
あと日本にいた時もあって、
震災後の縁のあるいわきで桜を植樹してた人、という
それだけの知識しかなかったんだけど、
この狼を見て、あ、これ行かないとダメ(後悔する)ヤツや、と行って来た。
結果、正解。
これ、結構な広い部屋に99匹の狼のレプリカがいるの↓
絵じゃないの。
ちゃんと1匹、1匹が1mくらいの狼で、
それが全長40mの部屋の端から端のアクリルの壁にぶつかって行って、
阻まれても、また戻って壁へ向かってくの↓
1匹1匹がリアル↓
私、旅先で美術館博物館行くの好きだけど、
知識浅いし、ちょっと気になるからー、とか、
有名だからー、とか安易な気持ちで行く時もあれば、
絶対にアレ見るの!!って意気込んで行く場合もあるのだけど、
初めて、作品見て泣きそうになったわ。
それほどまでの衝撃受けた。
アクリルの壁は、ほぼベルリンの壁と同じ高さなんだって。
蔡國強曰く、
『見える壁は簡単に壊れるが、見えない壁を壊すことは難しい』です。本当に。
それから、
『99は【連続性】や【完結を知らずに先頭を進む】ことを、
また狼は【共同体意識】【英雄的精神】【勇気】を意味する』とのこと。
ただ、ただ、圧倒される作品でございました。
私一度は、満足した!、というだけ見入って出口を通ったのですが、
あぁ、やっぱりまだ見たい!!って、初めて再入場したよ。
それほどまで、素敵過ぎる作品でした。
その他、白い磁器に春夏秋冬をそれぞれ表現したのがあったんだけど、
何コレ、凄い。の一言に尽きる。
繊細。だけど、火薬を使って爆発した後は確かにある。
ゾクりとする美しさ。
これだけ写真可でした↓
何やら外に出ると、
ピカチューのイベントやってるらしく、
ピカチューのサンバイザーした人で溢れかえってたわ。
その後、着ぐるみピカチューの行進も見た。
ピカチュー、未だに人気なのね。
駅にもいらっしゃったわ↓
急いで国立劇場まで戻って、仲入りになんとか間に合った。
昨日と同じで、小南治さんのマクラは大入の話。
昨日も聞いたのに、また笑えるのですよ。
表情豊か!演目は「ん回し」。
続きまして扇鶴さん。
相変わらず、間が不思議でクスッと笑ってしまうの。
後で知ったのだけど、
あまりテレビとかラジオとか出ないかたらしく、
生で見れてよかったです。
今回は、私、三味線弾けないんですよー、と行って、
本当に去って行きました。
もう本当にこの方、掴みどころがないよ!
だけど憎めないし、笑っちゃうの。
そして、トリの歌丸師匠!
昨日と同じ「乳房榎」。
やっぱり声がいいし、聞きやすい。
昨日一度聞いたから、話の流れは解ってる分、より楽しめる。
そして、私はやっぱり師匠の正助さんが好き。
気弱な様が何故か愛おしい。
今回、飛行機の時間が迫っているというか、
余裕持って空港に着きたかったので、
高座が終わるとダッシュで出てしまい、
昨日取った演目表?を写真に収められなかったことだけが心残り。
19時過ぎの飛行機に乗ったはいいけど、
霧が発生とかで離陸に時間がかかってしまい、
到着遅れてJRに乗り遅れるとかは勘弁してくださいよ!と
思ってたら、10分くらいの遅延で助かった。
あと、いつもは自分のipod聴いてることが多いんだけど、
円楽さんの落語が聴けると知り、
ついでだし、と機内の番組を聴くとタイミング良く円楽さんが始まる前。
演目は、『一文笛』お亡くなりになられた米朝さんの創作落語なんですって。
へーと思いながら聴いてたら、あと少しで終わるってところで着陸。
え、落ちは??となり、我慢できずにググッたわ。
今度ゆっくり、米朝さんの落語聞いてみよう。
円楽さんも聞きやすくてよかった。
落語、やっぱりいいわー。
とか思い始めたけど、
これ以上お金かかる趣味を持つのはどうかと…と思う自分もいたりする。
だって、聞くなら生がいいもの!!
そんなワケで、
1泊2日の強硬でしたが、凄く充実した旅となりました。
木曜夜からは、関西旅ですよ!
PR
COMMENT